新しいものが目まぐるしく出てくるけれど、修行してきた時代（昭和）の鮨屋を、ずっと守っとるんです」と大将。飯塚で開業して９年、嘉麻の地に移転してきてからは21年。十代のころから職人の世界に飛び込み、大阪と福岡で修行を積んだ。大将が握る鮨、奥さまが揚げる天ぷら。どの鉢も誇らしげに並ぶ膳は、食に込める真心の結晶でもある。「何回も来てくれる人がおるけん、田舎で続けてこれたんよ。ひとつひとつを、一生懸命やっとかなね」。

■「お客さんに喜んでもらいたい」との一心で考案された「古処膳」2,200円

握り、天ぷら、お刺身と定食のメインが一同に介する御膳。昼も夜もオーダーできる。

■お昼は他にもすし定食、天ぷら定食、刺身定食の3種（すべて¥1,100）。握りやお刺身、鉢盛のお持ち帰りも充実（要事前予約）

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